
Sam's Talk
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2024/12/1
早いもので今日から師走。なぜか嫌な感じ(*_*) ついこの間ある人と話していてわかったんですが、「あんざん」とは一般の人はたしざん・ひきざんのことと思っているらしい。長くこの仕事をしていると感覚が一般の人とは乖離してしまい、一般の人も四則計算全般のことをそうだと思っているのだと勝手に思い込んでいました。説明を受けて初めて「え~っ、そうなんですか。それならすごく便利ですよね!」と感動されます。自分もこの仕事を続けようと思ったきっかけはそういうことだったのに、まったくPR不足ですよね。ここがそろばんの先生の良くないところですよね。反省しきりです(*_*;
最近「2桁×2桁」の計算を簡単にする方法」で【あゆみ算】という本を出されたスタンフォード大学のAIを勉強されている方がネットニュースに出ていました。東京の中学受験する生徒たちに指導されたようで、完璧に理解した生徒は「すごく便利!」と言っていたそうです。そりゃそうでしょ。しかし時間はかかっても珠算式暗算を習得した子供たちは、2桁が3桁になっても計算できる。それどころか6桁÷3桁や何個も並んだ3桁のたし算ひき算を数秒で計算できるんです。この本を書いた人はこのことを知らないんだろうか?
2025/2/2
ここ数日で、ほかの教室からの体験が数件ありました。その中の一人は、既に珠算暗算ともに上級の入り口。なのに暗算の計算方法はまったく珠算式とは言えない、早い話が筆算の延長のような計算方法でした。具体的に言うと、頭の中に2桁以上の数字は存在できない方法です。また他にも暗算はほとんど手付かずの状態。どちらも一緒にいらしたお母さんがおっしゃってました。「暗算が身につくと思って入会したのに、、何のために通ったのか?意味のないことを何年もしたように思えてがっかりしました」とのこと。それは良く理解できます。今の保護者の方はほとんどそろばん学習とは縁のない方が多く、言われるままに入会したことでしょう。私もそれがわかるからこそバカの一つみたいに「暗算をしっかり指導しない教室はダメだ!」と言うんですよね。珠算の指導者の力量がもっと世の中にわかるようにと、、今後もたくさんの情報を発信していこうと思う、、節分の今日でした。